2022.04.21 機能紹介

【効果検証】Webアセスメントを用いた教育効果の検証

みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。

生徒の学習意欲を向上させるICTサービスをお探しですか?

Edv Pathとは従来“ミエル化”できなかった「非認知能力」を可視化し、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるICTサービスになります。

今回は、Webアセスメントを用いた教育効果の検証に関してご紹介します。

教育施策の評価の現状

マクロ世界における教育施策は教育経済学の領域での分析やPISA調査の結果の変動から評価されてきました。しかし、教育の評価は難易度が高いほか、施策との妥当性が低いなど、正確な評価を行うには多くの労力を要します。

一方で、学校レベル(ミクロ世界)における教育の評価を前述のような形で評価することは極めて困難です。そのため多くの学校では、進学実績や学力、偏差値から評価しているのが現状です。

こうした中、Edv PathのWebアセスメントでは、生徒の能力の成長を測定することで、日頃の教育活動による生徒の能力開発を評価し、今後の施策を検討するために活用することが可能です。

▼Webアセスメントに関する詳細は下記よりご確認ください

Webアセスメントを用いた効果検証

Edv PathにおけるWebアセスメントは年4回の定期的な測定を推奨しております。

また、Webアセスメントは各校の目指す生徒像や抱える課題、グランドデザインに応じてカスタマイズすることが可能です。ベースとなるアセスメントでは、2つの大トピックを中心に、それらを構成する下記の非認知能力の測定ができます。

2020年に行われた学習指導要領の改訂により、各校で教育の3本柱に沿った学習指導や生徒指導などを実施していく中で、Webアセスメントを用いた教育の評価とその改善を図っていくための定期的な観察として活用していただけます。

また、ベースとなる非認知能力の測定に加えて、自己肯定感の測定や心理的安全性が担保されているかなどの測定を行うことで、学校の抱える課題を明らかにしながら、その改善に取り組むことも可能です。

活用事例

ここでは実際の活用事例をご紹介します。

①SSH指定校での教育評価

「スーパーサイエンスハイスクール」(通称、SSH)は、文部科学省が指定した将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等を指します。

SSH指定校は、実際に行っている教科教育やその他の教育活動を学校の公式HPなどを活用しながら全国に発信していくことが求められています。その際に、カリキュラムや教育実践と共に、当該教育活動を通じて生徒自身にどのような変化が見られたのかを掲示していく必要があります。

しかし、こうした際に用いられるのは生徒や教員による主観的な評価に留まってしまいます。ここにEdv PathのWebアセスメントを用いて生徒の能力の推移を追っていくことで、学校で実施している教育活動の成果を数値の推計として客観視することが可能となります。

SSH指定校として最終的に提出する教育活動の評価にも、生徒の能力の測定結果の推移をご活用いただけます。

※国立研究開発法人 科学技術振興機構「次世代人材育成事業 SSH スーパーサイエンスハイスクール

➁生徒の自己肯定感向上施策の評価

学校において注力している教育活動を客観的に評価していくことも可能です。例えば、自己肯定感を向上させるために行っている教育活動を評価することも可能となります。

また、評価に加えて、定量分析によって明らかとなった阻害要因をフィードバックすることで、更なる教育活動の改善が見込めます。Webアセスメントを用いることにより、これまでの教育活動の成果を明らかするだけでなく、客観的にその要因を発見することもご支援いたします。

▼Webアセスメントカスタマイズに関する詳細は下記よりご確認ください

まとめ

今回は、Webアセスメントを用いた教育効果の検証に関してご紹介しました。

Webアセスメントで測定可能な基本的な非認知能力は全13トピックです。これらに加えて、各校の目指す生徒像や抱える課題に沿ったアンケートのカスタマイズにより、教育活動の成果を推移として評価する方法もございます。

教育活動の成果は、定期的かつ継続的な実施が重要です。Edv Pathを用いたWebアセスメントの場合は、測定結果はクラウド上に保存されます。そのため、年度末の教育活動の評価の際に活用いただき、生徒の能力の推移から来年度以降の教育施策へ反映していくことも可能です。

EdvPathでは教育業界にてバズワードになりつつある「非認知能力」をWebアセスメントを通じて“ミエル化”します。

また、それらを向上させるためのコーチングプランと学校の「総合的な探究の時間」で活用できるカリキュラムを授業にも取り入れることもでき、学習意欲の向上が見込めます。

もし、生徒の指導方法や学習意欲向上に悩んでいらっしゃったり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。

学習意欲を育むICTサービスの活用方法をご案内させていただきます。

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