【調査レポート】アセスメントデータの活用方法
みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。
生徒の学習意欲を向上させるICTサービスをお探しですか?
Edv Pathとは従来“ミエル化”できなかった「非認知能力」を可視化し、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるICTサービスになります。
今回は、Webアセスメント機能で得たデータをどのように活用することができるのかをご紹介します。
コンピテンシーレポート
Webアセスメント機能を通じて回答されたデータは即時にフィードバックが行われます。
本レポートには、調査結果の概要や非認知能力の特徴に加えて、性格タイプが記載されています。各観点のページでは非認知能力の総論や向上のために日頃意識すべきことのフィードバックが含まれます。
また、アカウントページからコンピテンシーレポートの出力が常時可能です。
学校現場での活用方法
Webアセスメント機能の結果を活用することで学校の抱える悩みを解消することが可能です。今回は「生徒のメタ認知促進」「効率的な三者面談」「保護者の満足度」の3点に絞って解説します。
①生徒のメタ認知促進
今日の学校教育で生徒が自分自身と向き合う時間は十分にありません。
Edv Pathを用いたWebアセスメント機能のフィードバックにより、自分自身の特性に向き合い、自己認知との差を考えることで自分自身を深く理解すること(メタ認知の促進)が可能です。
生徒の多くは進路選択への不安や自分の適性がわからないなど多くの悩みを抱えています。これに対し、Webアセスメント機能を始めとした「Edv Path」を活用することで課題への対処を行うことができます。
また、Webアセスメント機能の定期的な実施は、日頃の取り組みが数値としてフィードバックされるため自己肯定感の向上や動機付けにも貢献します。
➁効率的な三者面談
コンピテンシーレポートは、三者面談において効率的な活用が可能です。教員が三者面談前に事前に準備するものとして以下の事項が挙げられます(※)。
・生徒用アンケート実施と集計
・各教科担当教員への聞き取り
・進路希望調査実施と集計
Edv Pathでは、進路希望や成績、学内外の活動などを入力/管理することも可能です。3者面談に必要な書類の代わりとしてアセスメントデータの結果と生徒管理機能を活用できます。
それにより、三者面談に向けた教員の準備工数の削減が見込まれるため、三者面談を効率的に実施することが可能です。
③保護者の満足度向上
ベネッセ教育総研の調査によると、「保護者の学校教育の成果認識は全般に教師の成果認識よりもきびしい」といわれています(※)。
保護者が満足度を評価する項目において、相対的にスコアが高いものは、「生きる力(非認知能力)」の領域です(※)。
保護者も非認知能力の育成に関心が高いことがわかります。
Webアセスメント機能から出されるデータを用いた三者面談の実施により、保護者の求める生きる力(非認知能力部分)の育成を行っていることが示せるため、結果的に保護者の満足度向上を見込めます。
また、アセスメントデータからコーチングプラン実施までの一環の流れは生徒の学習意欲向上を目指しており、子どもの学習意欲が向上することは保護者の満足度にも貢献するポイントの一つでしょう。
(※)ベネッセ教育総研『保護者の「学校への満足度」と 「家庭の教育力」発揮の現状』
まとめ
今回は、アセスメントデータの活用方法をご紹介しました。
アセスメントデータは、アカウントページとコンピテンシーレポートでの確認が可能です。これらを活用することで、生徒自身が自分を見つめ直す機会を作る他、教員の三者面談での準備工数を削減することが可能になります。
EdvPathでは教育業界にてバズワードになりつつある「非認知能力」をWebアセスメント機能を通じて“ミエル化”します。
また、それらを向上させるためのコーチングプランと学校の「総合的な探究の時間」で活用できるカリキュラムを授業にも取り入れることで、学習意欲の向上が見込めます。
もし、生徒の指導方法や学習意欲向上への悩みがあり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。
学習意欲を育むICTサービスの活用方法をご案内させていただきます。