2022.04.19 機能紹介

【総合型選抜】Edv Pathを用いた進路指導の実施方法

みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。

生徒の学習意欲を向上させるICTサービスをお探しですか?

Edv Pathとは従来“ミエル化”できなかった「非認知能力」を可視化し、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるICTサービスになります。

今回は、Edv Pathを用いた進路指導の実施のうち、総合型選抜に関してご紹介します。

総合型選抜とは?

総合型選抜(旧AO入試)は、学校の求める生徒像「アドミッション・ポリシー」に合う学生を受け入れるための制度です。今日、多くの学校(私立大学では8割以上)で取り入れられております。

本制度では、入学志願者の能力、志望大学や学部への適性、学修に対する意欲や目的意識等を総合的に判定する入試方法となるため、学生自身の自己理解や未来構想、将来設計が問われます。

今回は、「自己理解」「未来構想・将来設計」の2軸を伸ばすためのEdv Pathの活用方法をご説明します。

(※)文部科学省「大学入学者選抜関連基礎資料集

アセスメント結果を用いた自己理解

まず、Edv Pathで実施するWebアセスメントを用いて行う自己理解の方法をご紹介します。

1955年、心理学者のジョセフ・ルフトとハリントン・インガムによって考案された概念として「ジョハリの窓」が挙げられます。自己理解において重要なのは、自己認知を増やすということです。つまり、「開放の窓」をいかに広げるかということが鍵となってきます。

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(※)株式会社シャイン「ジョハリの窓で自己分析

Edv Pathで実施するWebアセスメントアンケートは、自身の気付いていない自己の特性を把握することによる自己理解の促進に活用することが可能です。Webアセスメント実施後に作成されるコンピテンシーレポートでは、回答データから分かる非認知能力の強み弱みを明らかにし、向上のための行動の提案を行います。

自分の認知している特性と、Webアセスメントで明らかになった特性を比較していくことで生徒のメタ認知を促し、より深い自己理解を目指すことが可能です。

カリキュラムを用いた未来構想・将来設計

Edv Pathで提供するカリキュラムでは、第1部「自己理解」の後に、第2部「将来設計」を行っております。

その中の1つのカリキュラム「進路の目標を考える」をご紹介します。

このカリキュラムでは、目標と目的の違いを理解するところから始まります。その上で、進路の目的設定を行い、具体的な進路の目標を策定していく授業内容です。

今日の進路指導では、その多くは進路目標の設定にとどまってしまっています。具体的には、「教師になりたい」「警察官になる」という職業ベースでの進路目標が設定されていますが児美川孝一郎(2013)『キャリア教育のウソ』では、これらの職業選択ベースの進路指導では対応できない時代になっていると結論付けています。

そこで当カリキュラムでは、進路目的の設定を重視しています。職業選択ベースで選んでしまっている場合には、その職業選択の意図や理由を探りながら、進路の目的を模索していきます。

このようなプロセスを経て、進路の目的を達成するための進路目標を策定していくカリキュラムとなっています。

(※)児美川孝一郎(2013)『キャリア教育のウソ』ちくまプリマー新書、2013年出版

まとめ

今回は、Edv Pathを用いた進路指導の実施のうち、総合型選抜に関してご紹介しました。

総合型選抜は、「自己理解」や「将来の自分の目的」を問われる入試方法です。それらに対して、Edv Pathで活用可能な機能やカリキュラムをご紹介いたしました。

Webアセスメントでは、自分の理解できていない特性を知ることにより、メタ認知を促すことが可能となり、より深い自己理解を行えます。カリキュラム「進路の目標を考える」は、職業選択ベースではなく、自己の進路の目的を検討することを主軸にした授業です。当授業の受講を通じ、自分自身のやりたいことや将来の目的を明確にすることを目指すことができます。

EdvPathでは教育業界にてバズワードになりつつある「非認知能力」をWebアセスメントを通じて“ミエル化”します。

また、それらを向上させるためのコーチングプランと学校の「総合的な探究の時間」で活用できるカリキュラムを授業にも取り入れることもでき、学習意欲の向上が見込めます。

もし、生徒の指導方法や学習意欲向上に悩んでいらっしゃったり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。

学習意欲を育むICTサービスの活用方法をご案内させていただきます。

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