2022.05.06 機能紹介

【Edv Pathカスタマイズ】授業デザインにおけるPDCAサイクルへの活用

みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。

生徒の学習意欲を向上させるICTサービスをお探しですか?

Edv Pathとは従来できなかった「非認知能力」を可視化し、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるICTサービスになります。

今回は、Edv Pathカスタマイズの第二弾として、カスタマイズで可能となる授業デザインのPDCAサイクルへの活用について紹介します。

教育における評価

教育における評価は一般的に3つの段階で行われます。

①診断的評価

はじめに、学習を行う前の評価として「診断的評価」が挙げられます。子どもたちがどのくらいの学習をしているのかを把握することを目的に実施され、その評価結果をもとに学習指導や生徒指導のスタート位置を決めるなどの活用がされます。

➁形式的評価

続いて、学習の途中で行う評価として「形式的評価」があります。子どもたちが学習の進行状況を中間段階で把握することを目的に実施され、単元テストや定期的な単語テストなどが挙げられます。また教員は、それらの結果に基づき指導の進め方などの授業デザインの振り返りを実施します。

③総括的評価

最後に、学習の終わりにする評価「総括的評価」を行います。子どもたちがどの程度目標に達したのか知ることを目指し、主に定期考査を実施します。また教員は、結果から自分の指導の効果がどの程度であったか自己評価を行います。

日頃の授業デザインの評価

Edv Pathをカスタマイズして活用することで、日頃の教育活動で行われる授業デザインの効果検証も可能です。

今日、アクティブラーニング実施やグループワーク活動などの授業デザインを積極的に実施するように文部科学省が求めるようになりました。そのため各学校では、従来の授業方法にグループワークなどを組み込んだ授業デザインを行っています。しかし、アクティブラーニング実施によって育成させる能力は見えにくく、各校が適切に効果検証を行うことが難しい状況です。

そのため、Edv Pathでは、基本機能で測定可能な「自己理解」「他者理解」「対人関係スキル」などの「非認知能力」に加え、各校が目指す生徒像をカスタマイズすることで、効果検証のためのツールとして活用頂けます。Webアセスメントによる診断的評価の実施と、定期的なアセスメントで形式的評価も行い、最終的にアセスメント結果の推移から授業デザインの総括的評価を行うことが可能となります。

PDCAサイクルへの活用

Edv Pathのアセスメント結果を用いてより深い授業デザインのPDCAサイクルを回すことが可能です。

アクティブラーニング実施に向けて各校は、学習指導要領や生徒の実態を把握したうえで授業デザインの計画(Plan)を行い、実施します(Do)。しかし、アクティブラーニング実施による教育効果を測定・評価する(Check)ことが難しく、主観に頼る評価となっているのが現状です。その後、改善(Action)へと進んでいきます。

つまり、授業デザインのPDCAサイクルにおける軸は、測定・評価(Check)となり、その精度の高さが重要です。Edv Pathをカスタマイズし、各校の実施する授業デザインを通じて目指す効果を測定できる質問紙を追加して、定期的なアセスメントを行うことで客観的でエビデンスに基づく正確な評価を行っていくことも可能です。

また、アセスメント結果は学校全体・学年ごと・クラスごとに分けてそれぞれ分析を行い、教育効果の検証結果をフィードバック資料として提供しております。

まとめ

今回は、Edv Pathをカスタマイズすることで授業デザインのPDCAサイクルに活用可能であることを紹介いたしました。

アクティブラーニングなどを始めとした教育効果が見えにくい教育施策の実施を求められています。その中で、より効果的な授業デザインのPDCAサイクルを回していくためにEdv Pathカスタマイズすることで客観的な評価を行い、それらに基づいて改善を行っていくことが可能です。

もし、生徒の指導方法や学習意欲向上への悩みがあり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。

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