【運用テクニック】Edv Pathで効率的に非認知能力を育成する方法を解説!
みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。
生徒の学習意欲を育むICTサービスをお探しですか?
Edv Pathとは従来見える化できなかった「非認知能力」を可視化しデータ化することで、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるクラウドサービスになります。
これまでEdv Pathの機能を多々ご紹介してきました。今回は、その運用テクニックとして、Edv Pathを用いて効率的に生徒の非認知能力を育成する方法を解説します。
非認知能力育成の背景
2020年に改訂された学習指導要領では、「生きる力」の育成を求めています。ここで求める生きる力というのは、教育の3本柱に掲げられる「見えにくい学力」や「見えない学力」とされる「非認知能力」です。
「非認知能力」とはテストでは測定できない内面的なスキルの総称です。Edv Pathでは、従来測定できなかった生徒の非認知能力をはじめとしたコンピテンシーを測定し、それらを育成するための支援をいたします。
今回は、効率的な非認知能力の育成のための基本的な運用テクニックをご紹介します。
1.非認知能力の測定
Edv Pathでは、非認知能力の測定をWebアセスメント機能を通じて行います。基本機能として、全9種類の非認知能力と生徒のモチベーションをWebアセスメントで分析が可能です。
また、非認知能力の測定に加えて、学校ごとの課題として「自己肯定感」や「心理的安全性」などをカスタマイズして追加分析を行うことも可能です。各学校が行っている日頃の教育活動の成果などを測定項目に加えることで、効果検証として利用して頂き、効率的かつ効果的な教育活動実施に向けた活用も可能です。
▶Webアセスメントの測定内容のカスタマイズについてはこちら
2. 測定結果の確認
Webアセスメントへの回答結果は、即時アカウント上にフィードバックされます。
また、アカウント上からコンピテンシーレポートをダウンロードすることもでき、個々の非認知能力の数値から見る特徴や今後の行動へのアドバイスなども確認することが可能です。生徒は、個々のレポートを参考にしながら、非認知能力を伸ばしていくための具体的な行動を知ることができます。
非認知能力の育成の第一歩として、自己理解を促進するためにコンピテンシーレポートの活用が重要です。しかし、Webアセスメントの結果を見て理解するだけではなく、Edv Pathでは、育成の支援をしております。
3.測定結果の分析
Edv Pathでは、非認知能力の育成と更なる向上のためのフィードバック資料を作成しております。フィードバック資料は、コンピテンシーレポートとは異なり、生徒個々のデータだけでなく、学校全体や学年、クラスごとの非認知能力の傾向や推移を見ることが可能です。
Edv Pathでは、分析結果を踏まえ行動分析学の考えに基づいたコーチングアドバイスを提案します。ここでは、生徒の非認知能力をより効率的に向上させるために、授業デザインや日々の教師と生徒との関わりにおいて意識すべき内容などをまとめております。
非認知能力の育成には、生徒との日々の関わりが非常に重要です。教員を始めとした生徒を取り巻く環境整備も、Edv Pathを通じて実施することが可能です。
4.非認知能力の育成
第一に、先ほど説明したフィードバック資料を用いた効率的な非認知能力の育成についてご紹介します。フィードバック資料では、日々の教育活動や授業デザインへの改善案を行動心理学の観点からご提案いたします。
非認知能力は一時的な教育活動で向上を図ることは困難です。生徒の資質を引き出し、育成する教育活動には時間を要します。これらを効率的に実施するための具体的な手段を生徒の非認知能力の特徴から分析し、フィードバックしていきます。
第二に、探究カリキュラムを通じた非認知能力の育成をご紹介します。
Edv Pathは、非認知能力育成を目指す探究カリキュラム及び年間のシラバスを提供しています。各授業では、個人ワークとグループワークを併用することにより、生徒の自己理解や他者理解の促進を促しながら、対人関係スキルの向上を目指す授業デザインとなっています。また、各カリキュラムは基本機能に挙げられる非認知能力を伸ばすための内容で、効率的な非認知能力の育成が可能です。
また、カリキュラム受講後に生徒の回答データに応じて更なるコーチングプランをアカウント上を通じて生徒に提示します。これにより、カリキュラムだけによる非認知能力育成ではなく、長期的な関わりと習慣化を目指すことが可能です。
Edv Pathが目指す世界
Edv Pathは、未来ある多くの生徒が自分自身をより正確に理解したうえで、自身の進路選択を行えるような能力育成を目指します。その具体的な能力が「非認知能力」です。
従来のような単線的なキャリア形成にとどまらない現代社会において、生徒が自分自身のやりたいことやなりたい姿を認知し、それらをキャリア形成における軸に掲げることで、より適切な進路選択を行えると考えています。
Edv Pathの提供する探究カリキュラムは、これらを実現するために必要な要素を段階を追って整理していくことが可能なものとなっています。過去の自分から学び、未来に活かす。また、他者との交流を踏まえて、自分自身を繰り返し見つめ直すことで、自己理解や進路選択がより深まります。
つまり、Edv Pathの効果的な運用を行うことで、生徒の適切な進路選択や将来に活きる「生きる力」の育成を目指すことが可能となります。
まとめ
今回は、運用テクニックとして、Edv Pathを用いて効率的に生徒の非認知能力を育成する方法を解説しました。
Edv Pathでは、「①非認知能力成の測定、➁測定結果の確認、③測定結果の分析、④非認知能力の育成」を基本軸に生徒の能力開発を支援しております。また、探究カリキュラムは非認知能力の育成に特化しており、行動心理学の観点から監修したものとなっております。
非認知能力を測定し育成することで、文部科学省の求める「生きる力」を育み、生徒のよりよい進路選択やそれに基づく学習意欲の向上をEdv Pathを通じて実現します。
もし、生徒の指導方法や学習意欲向上への悩みがあり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。
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