2022.08.10 活用事例

【活用事例】生徒の自分理解をどう促し、どう評価したら良いのか

みなさん、こんにちは。Edv Pathカスタマーサクセスです。

生徒の学習意欲を向上させるICTサービスをお探しですか?

Edv Pathとは従来“ミエル化”できなかった「非認知能力」を可視化し、データに基づく生きる力の育成で生徒の学習意欲を向上させるICTサービスになります。

今回は、学校で実践しているキャリア教育プログラムにおけるSEL探究カリキュラムの活用事例をご紹介します。

学校情報

学校名

学校法人A学園 A中学校・高等学校

生徒数

全校生徒:1300名
中学校:400名(1学年5クラス)
高校:900名(1学年7クラス)

学校の特徴

Edv中学校・高等学校の目玉となる取り組みは中高一貫校の特性を活かした6年間の連続したキャリア教育プログラムを実施していることである。本活用は、Edv中学校の第1学年を対象としたものである。

2022年度より、現行学習指導要領の施行に基づき、学校としてキャリア教育プログラムの見直しを行った。その結果として、第1学年のキャリア教育の目標は自分自身を理解することやクラスメイトをはじめとした仲間を理解することを掲げることとなった。

学校の抱える課題

Edv中学校では、目玉となるキャリア教育プログラムを実施しているものの、生徒が自分のことを理解した上で受講しているかがわからないという課題を抱えている。実際に、外部講演等の感想をポートフォリオに記載させているが、自分事化することができていないと学校担当者は評価している。

それを踏まえ、中学1年生の段階で「自分自身をどれだけ理解できているか」ということに目を向け、プログラム見直しに際し、第1学年におけるキャリア教育の目的を「自分自身の理解」と「仲間の理解」の2軸に設定をした。しかし、具体的なプログラムや評価のノウハウがないことからプログラム設計に課題を抱えている。

EdvPathができること

弊社の提供するEdvPathでは、Edv中学校の抱える課題に対して以下の2通り活用することが可能です。

活用方法1:自己理解型カリキュラムの編成

第一に、EdvPathで提供している「SEL探究カリキュラム」の活用が可能です。弊社では、34回分のカリキュラムを用いた年間のシラバスを提供しております。学校ごとに抱える課題や育成したい能力は異なります。そのため、学校ごとに抱える課題等に応じたカリキュラムの設計を行い、効率的な探究学習を進めることが可能です。

Edv中学校の場合、「⑴自己理解、⑵他者理解」の促進を測りたいという目的と年間の授業回数に応じたシラバスを設計いたしました。自分自身の過去を振り返る授業から始まり、未来へと視点を広げていく授業や、自分自身の弱みを強みに捉え直す練習などの自己理解を促すカリキュラムを設計しました、加えて、授業の実施方法などによる他者理解の促進を図るなどのカリキュラムマネジメントを行いました。

活用方法2:EdvPathアセスメントで非認知能力の見える化

第二に、EdvPathアセスメントを用いた評価が可能です。このアセスメントでは、9つのトピック(非認知能力)を中心とした生徒の資質や個性を見える化することが可能です。昨今重要視されている「生きる力」を非認知能力を中心に評価・可視化を行います。Edv中学校では、アセスメントを用いて生徒の自己理解の現状把握からカリキュラムの効果検証を行います。

見込める効果

Edv中学校での活用において見込まれる効果は以下の3点です。

①EdvPathアセスメントを活用した「非認知能力を含む生きる力」の評価により、生徒の資質能力の育成のための評価軸の確立を目指す。
②SEL探究カリキュラムの実施により、生徒各自が、自身の強みや特性を深めることで、生徒個々人の主体性の向上や資質能力育成を図ることができる。
③学校で取り組んでいる6年間の一貫したキャリア教育プログラムに対する基盤となる自分自身の理解を促すことができ、キャリア教育の効果向上が見込める。

Edv中学校の抱える課題と見込まれる効果をまとめると以下の通りとなります。

最終的には、学校で取り組んでいる教育活動であるキャリア教育プログラムの全体的な効果向上が見込まれます。

まとめ

今回は、EdvPathの活用事例としてカリキュラム活用事例をご紹介しました。

EdvPathでは教育業界にてバズワードになりつつある「非認知能力」をWebアセスメント機能を通じて“ミエル化”します。

また、それらを向上させるためのコーチングプランと学校の「総合的な探究の時間」で活用できるカリキュラムを授業にも取り入れることで、学習意欲の向上が見込めます。

もし、生徒の指導方法や学習意欲向上への悩みがあり、学習意欲を育むICTサービスをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。

学習意欲を育むICTサービスの活用方法をご案内させていただきます。

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